google.com, pub-8930658213768644, DIRECT, f08c47fec0942fa0 琵琶湖の釣り遊漁券ガイド:ルール・無料エリア・許可情報 - ネイチャーノーツ (Nature Notes) G-FGLHQCQR3H

琵琶湖の釣り遊漁券ガイド:ルール・無料エリア・許可情報

釣り

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琵琶湖での釣りは、多くのアングラーにとって魅力的なアクティビティです。

しかし、その楽しみを満喫するためには、遊漁券のルールを正しく理解することが不可欠です。

琵琶湖で釣りをする際に遊漁券は必要なのか、無料で楽しめる場所はあるのか、バス釣りが有料になるケースとはどのような場合か、といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

また、投網の禁止事項や、遊漁券がいらない川で滋賀の鮎釣りを楽しむための情報、知っておくべき釣り禁止エリア、琵琶湖での釣り許可の全体像、さらには琵琶湖で投網が可能なポイントや具体的な琵琶湖釣りスポットについて、詳しく知りたいというニーズも多いと考えられます。

この記事では、これらの疑問に明確に答え、琵琶湖での釣りを計画している皆様が安心して楽しめるよう、必要な情報を網羅的に解説していきます。

 

琵琶湖の釣り遊漁券の基本と入手方法

琵琶湖やその周辺の河川で釣りを楽しむためには、いくつかのルールや許可について理解しておく必要があります。

ここでは、釣りの許可、料金体系、無料エリア、遊漁券が不要なケース、遊漁券の種類と料金、そして便利な情報ツール「FiShiga」について解説します。

  • 琵琶湖での釣りに許可は必要?
  • バス釣りは有料?料金体系を確認
  • 琵琶湖で釣りは無料で楽しめる?
  • 遊漁券いらない川はある?滋賀の鮎
  • 遊漁券の種類と料金の目安
  • FiShigaで遊漁ルールを手軽に確認

 

琵琶湖での釣りに許可は必要?

 

琵琶湖や滋賀県内の河川で釣りなどの遊漁を行う場合、滋賀県漁業調整規則や水産資源保護法、さらには琵琶湖海区漁業調整委員会または滋賀県内水面漁場管理委員会からの指示に基づいたルールを守る必要があります。

これらは、豊かな水産資源を保護し、漁業との調和を図るために定められています。

基本的に、漁業権が設定されている漁場(例えば、アユの友釣り区間やエリ漁業、ヤナ漁業の周辺など)や、特定の魚種(例えば、船舶を用いたビワマス釣り)を対象とする場合には、

定められた遊漁料を支払い、遊漁承認証(一般に遊漁券と呼ばれるもの)を携帯することが求められます。

一方で、これらの漁業権が設定されていない場所や、特定の魚種・漁法に該当しない範囲での釣りについては、必ずしも遊漁券が必要とならないケースも存在します。

しかし、どの場所でどのようなルールが適用されるのかを個人で判断するのは難しい場合もあるでしょう。

そのため、釣行前には、滋賀県が提供する遊漁の電子手帖「FiShiga」などを活用して、目的の釣り場や釣り方に関する最新のルールを確認することが大切です。

このアプリケーションでは、漁業権漁場の位置や内容、採捕禁止区域などを地図上で確認できるため、非常に便利です。

ルールを守り、琵琶湖の豊かな自然の中で釣りをお楽しみください。

 

バス釣りは有料?料金体系を確認

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琵琶湖でのバス釣りは非常に人気がありますが、その際に遊漁料が必要かどうかは気になるポイントです。

結論から申しますと、琵琶湖本湖で岸から、またはプレジャーボートでブラックバスのみを釣る場合には、基本的に遊漁料は発生しません。

これは、ブラックバスが漁業権の対象魚種として指定されていないためです。

しかし、注意すべき点もいくつかあります。例えば、漁港の管理区域内や私有地、あるいは特定の施設が管理するエリア内で釣りをする場合、別途施設利用料などが設定されている可能性があります。

また、河川の特定区間でバス釣りを行う際には、その河川を管理する漁業協同組合がブラックバスを含む魚種に対して遊漁料を設定しているケースも考えられます。

さらに、バス釣りのトーナメントやイベントに参加する場合には、参加費に遊漁料が含まれていたり、別途必要になったりすることがあります。大会のルールや規約を事前に確認することが求められます。

有料となるケースとしては、例えば特定の管理釣り場や、一部の漁業協同組合が管理するエリアでバス釣りサービスを提供している場合などが挙げられます。

これらの場所では、放流活動や釣り場の整備が行われているため、その維持管理費用として料金が設定されています。

琵琶湖でのバス釣り計画を立てる際には、釣行予定のエリアがどのような管理下にあり、料金体系がどうなっているのかを事前に調べることが、トラブルを避け、快適に釣りを楽しむための鍵となります。

不明な点は、現地の釣具店や漁業協同組合、あるいは「FiShiga」などの情報源で確認するようにしましょう。

琵琶湖で釣りは無料で楽しめる?

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琵琶湖には、遊漁券を購入することなく、誰でも気軽に釣りを楽しめる無料の釣り場が数多く存在します。

特に、湖岸緑地や公園として整備されているエリア、河川の流れ込み周辺などでは、無料で釣りが可能な場所が多く見られます。

これらの場所は駐車場やトイレが整備されていることもあり、初心者や家族連れにも人気です。

主な無料エリアとしては、データベースにも記載のある「赤野井ワンド」「矢橋帰帆島周辺」「近江舞子」「北山田」「長浜港」などが挙げられます。

これらの場所では、ブラックバスやブルーギル、フナといった魚種を狙うことができます。

足場が良い場所も多く、手軽に釣りを始めるには適した環境と言えるでしょう。

しかし、無料で楽しめるからといって、何でも自由というわけではありません。

最も注意すべきは、釣り禁止区域や保護区が設定されている場合があるという点です。例えば、水鳥の繁殖地や、漁業施設(エリ、ヤナなど)の周辺、特定の水門や取水施設付近などは、安全確保や資源保護の観点から釣りが禁止されていることがあります。

現地の看板や案内標識を必ず確認し、ルールを遵守することが求められます。

また、無料の釣り場では、ゴミの持ち帰りや騒音への配慮、駐車マナーなど、利用者一人ひとりのモラルが特に大切になります。

これらのマナーが守られない場合、将来的に釣り禁止区域が増えてしまう可能性も否定できません。

無料で釣りを楽しめることは大きなメリットですが、その反面、漁協による放流などが行われていないため、魚影の濃さや釣果は有料の釣り場に比べて不安定になる傾向があることも理解しておくとよいでしょう。

環境保全とマナーを守り、無料の釣り場を大切に利用しましょう。

遊漁券いらない川はある?滋賀の鮎

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琵琶湖に流入する河川や滋賀県内の河川の中には、漁業協同組合が解散していたり、漁業権が設定されていなかったりするために、遊漁券が不要で釣りを楽しめる川も存在します。

データベースの情報によれば、例えば「石田川」や「北川」などでは漁協が解散しているため、遊漁券なしで釣りが可能とされています。

これらの河川では、天然のアマゴやイワナ、そして時期によっては鮎を狙うことができる場合もあります。

特に鮎釣りに関しては、多くの河川で漁業権が設定されており、友釣り専用区間などでは厳格なルールと遊漁料が定められています。

しかし、前述のような漁協が存在しない河川であれば、これらの制約を受けずに鮎釣りを楽しめる可能性があります。

ただし、遊漁券が不要であるからといって、無制限に釣りができるわけではありません。

注意すべき点がいくつかあります。 第一に、釣り禁止区域や禁漁期間が別途設定されている場合があることです。

これらは水産資源保護法や県の規則、あるいは地元の取り決めなどによって定められていることがあります。特に産卵期における保護区や、特定の漁法が禁止されている区域などには十分な注意が必要です。

第二に、漁協による管理が行われていないため、鮎の放流が行われていないことが多く、天然遡上の鮎のみが対象となるため、魚影の濃さやサイズは漁協管理の河川に比べて劣る可能性があります。

釣果を期待する場合は、事前の情報収集がより一層重要になります。 第三に、安全管理も自己責任となります。

河川の状況は天候によって急変することもあるため、増水や鉄砲水などには細心の注意を払い、無理のない釣行計画を立てることが大切です。

遊漁券が不要な川で鮎釣りを楽しむことは、コストを抑えられるというメリットがありますが、その自由さには責任も伴います。

ルールやマナーを守り、自然環境への配慮を忘れずに釣りを楽しみましょう。釣行前には、最新の情報を確認することが賢明です。

遊漁券の種類と料金の目安

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琵琶湖や滋賀県の河川で釣りをする際に必要な遊漁券には、いくつかの種類があり、対象となる魚種や釣り方、有効期間によって料金が異なります。

これらの情報は、釣行前に必ず確認しておくべき重要なポイントです。

 

遊漁券の主な種類

一般的に遊漁券は、以下のような区分で販売されています。

  1. 魚種別遊漁券: 特定の魚種(例えばアユ、ビワマス、コイ、フナなど)を釣るための遊漁券です。魚種によって料金が大きく異なる場合があります。特にアユの友釣りは専用の遊漁券が必要で、他の魚種とは別扱いになることがほとんどです。
  2. 雑魚券・共通券: 特定の魚種に限定せず、複数の魚種(いわゆる雑魚)を釣ることができる遊漁券です。ただし、アユや特定の保護魚種は対象外となることが多いです。
  3. 期間別遊漁券:
    • 日券(1日券): 購入した当日のみ有効な遊漁券です。
    • 年券: シーズン中(多くは1年間または漁期期間中)有効な遊漁券です。頻繁に釣りに行く方には経済的です。
  4. 区域別遊漁券: 特定の河川や湖の区域限定で有効な遊漁券もあります。

料金の目安

遊漁券の料金は、漁業協同組合や対象魚種、有効期間によって大きく変動します。あくまで目安ですが、以下のような価格帯が考えられます。

  • アユ友釣り:
    • 日券: 3,000円~5,000円程度
    • 年券: 10,000円~20,000円程度
  • 渓流魚(アマゴ、イワナなど):
    • 日券: 1,000円~3,000円程度
    • 年券: 5,000円~10,000円程度
  • 雑魚(コイ、フナ、ワカサギなど):
    • 日券: 500円~1,500円程度
    • 年券: 3,000円~7,000円程度
  • ビワマス(船舶使用): 承認制であり、別途定められた手続きと料金が必要です。

上記の料金はあくまで一般的な例であり、地域や年度によって変わることがあります。また、子供や高齢者、障害者手帳をお持ちの方には割引料金が設定されている場合もあります。

購入場所

遊漁券は、主に以下の場所で購入できます。

  • 管轄の漁業協同組合事務所
  • 地元の釣具店
  • コンビニエンスストア(一部取り扱い)
  • オンライン販売(漁協によっては対応)

釣行前に、目的の釣り場を管轄する漁業協同組合のウェブサイトや、「FiShiga」などの情報ツールで、正確な遊漁券の種類、料金、販売場所を確認することが、スムーズな釣行のためには欠かせません。

 

FiShigaで遊漁ルールを手軽に確認

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琵琶湖や滋賀県の河川で釣りを楽しむ際に、複雑な遊漁ルールを正確に把握することは非常に大切です。

そこで役立つのが、滋賀県が提供する遊漁の電子手帖「FiShiga」です。

このウェブアプリケーションは、スマートフォンやタブレット、パソコンから手軽にアクセスでき、遊漁に関する様々な情報を網羅的に確認できる便利なツールとして、多くの釣り人に活用されています。

FiShigaでわかること

FiShigaを利用することで、主に以下のような情報を得ることができます。

  1. 漁業権漁場の位置と内容の確認:
    • 琵琶湖におけるエリ漁業や、河口付近のヤナ漁業といった定置網漁の漁場の位置と、その漁業権の内容を地図上で視覚的に把握できます。これにより、知らずに漁業者の操業区域に立ち入ってしまうといったトラブルを避けるのに役立ちます。
    • 河川上流部に設定されている漁業権(アユの友釣り専用区間や渓流釣りの有料漁場など)の位置とその詳細な内容も確認可能です。
  2. 採捕禁止区域の位置と禁止内容の確認:
    • アユの保護水面や、その他の魚種の産卵保護区域など、魚種や時期によって採捕が禁止されている区域の位置とその具体的な禁止内容を調べることができます。魚種や時期で絞り込んで検索する機能もあるため、特定の釣りを計画している場合に非常に有効です。
  3. 遊漁ルールの詳細確認:
    • 漁具漁法の制限(使用できる竿の数、ハリの数、禁止されている漁法など)や、魚種ごとの体長制限(持ち帰れる魚の大きさ)、禁漁期間といった、県内全域で適用される遊漁のルール全般について詳しく知ることができます。
  4. 遊漁の手帖(冊子版)の閲覧:
    • 従来から配布されている冊子版の「遊漁の手帖」を電子ブック形式で閲覧することも可能です。PDF形式でのダウンロードも用意されています。

FiShigaの活用メリット

FiShigaを活用する最大のメリットは、最新の遊漁ルールや規制情報を、場所を選ばずにいつでも手軽に入手できる点です。

特に、位置情報サービスと連携させることで、現在地周辺のルールを即座に確認できる機能は、現地での判断に迷った際に非常に心強い味方となります。

釣行前には必ずFiShigaにアクセスし、目的の釣り場や釣り方に関するルールを再確認することで、意図しないルール違反を防ぎ、安心して釣りを楽しむことができるでしょう。

また、冊子版は県庁水産課や一部の釣具店などで配布されていますが、電子版であればいつでも最新の情報にアクセスできる利点があります。

 

琵琶湖の釣り遊漁券と規制・人気スポット

琵琶湖で釣りを楽しむためには、遊漁券に関する知識だけでなく、魚種ごとの規制や釣り禁止エリア、使用できる漁具についても理解しておく必要があります。

また、実際にどこで釣りができるのか、人気のスポット情報も気になるところです。ここでは、これらの情報について詳しく見ていきましょう。

  • 魚種別の禁止期間・大きさ制限
  • 琵琶湖の釣り禁止エリアと保護水面
  • 投網は禁止?漁具漁法の制限
  • 琵琶湖で投網が可能なポイント情報
  • 最新!おすすめ琵琶湖釣りスポット
  • 総括:琵琶湖の釣りは遊漁券ルール遵守で

 

魚種別の禁止期間・大きさ制限

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琵琶湖や滋賀県内の河川では、水産資源の保護と持続的な利用を目的として、特定の魚種に対して禁漁期間や持ち帰ることができる大きさ(全長制限)が定められています。

これらのルールは県内全域で適用されるため、釣りをする際には必ず遵守しなければなりません。

 

主な魚種の禁止期間

禁漁期間は、主に魚の産卵期や稚魚の育成期にあわせて設定されており、対象魚種を保護するために設けられています。

以下は代表的な例ですが、年度や状況によって変更される可能性もあるため、釣行前には必ず最新情報を確認してください。

  • アユ: 多くの河川で友釣り専用期間が設定され、それ以外の期間や区域では禁漁となる場合があります。また、産卵期にあたる秋季(例: 10月~11月頃)は全面的に禁漁となることが多いです。
  • ビワマス: 産卵期である10月1日から11月30日までは採捕禁止期間とされています。
  • コイ: 産卵期(例: 5月~6月頃)に禁漁期間が設けられることがあります。
  • ウナギ: 一般的に冬季(例: 12月~2月頃)や、特定の期間に禁漁となる場合があります。
  • ホンモロコ: 産卵期(例: 4月~6月頃)に禁漁期間や保護水面が設定されることがあります。

 

主な魚種の大きさ制限

大きさ制限は、未成熟な小型の魚を保護し、資源の再生産を確保するために設けられています。規定されたサイズよりも小さい魚は、釣れた場合でもリリースする必要があります。

  • アユ: 河川によって異なりますが、一般的に10cm~15cm以下のものは再放流を推奨されたり、持ち帰り禁止とされたりします。
  • ビワマス: 全長30cm以下のものは採捕禁止です。
  • アマゴ・イワナ: 全長15cm以下のものは採捕禁止とされていることが多いです。
  • ニジマス: 全長15cm以下のものは採捕禁止とされていることが多いです。
  • コイ: 全長15cmまたは20cm以下のものは採捕禁止とされている場合があります。
  • ウナギ: 全長30cm以下のものは採捕禁止です。

これらの禁止期間や大きさの制限は、滋賀県漁業調整規則や水産資源保護法、さらには琵琶湖海区漁業調整委員会または滋賀県内水面漁場管理委員会の指示によって定められています。

違反した場合には罰則が科されることもありますので、十分に注意が必要です。

 

釣行前には、遊漁の電子手帖「FiShiga」で対象魚種や釣り場の最新情報を確認することが、ルールを守った楽しい釣りをするための第一歩となります。

FiShigaでは、魚種や時期で絞り込んでこれらの規制情報を調べることも可能です。

 

琵琶湖の釣り禁止エリアと保護水面

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琵琶湖および滋賀県内の河川では、水産資源の保護や公共の安全、漁業との調整のために、釣りが禁止されているエリア(採捕禁止区域)や、特定の期間・魚種に対して保護が強化されている水面(保護水面)が設定されています。

これらの場所で釣りを行うことは法律や規則で禁じられており、違反すると罰則の対象となるため、事前に正確な情報を把握しておくことが極めて大切です。

 

釣り禁止エリアの例

釣り禁止エリアは、以下のような理由で設定されることが多いです。

  1. 漁業施設周辺: エリ、ヤナ、いけすなどの漁業施設やその周囲は、漁業者の操業保護や安全確保のため、釣りが禁止されている場合があります。
  2. 港湾・マリーナ内: 船舶の航行安全や係留施設の保護のため、一部または全域で釣りが禁止されている港湾やマリーナがあります。
  3. 取水施設・発電所周辺: ダムや堰、取水口、排水口、発電所の施設周辺は、危険防止や施設の機能維持のため、立ち入りや釣りが禁止されていることが多いです。
  4. 自然保護区域・鳥獣保護区: 特定の動植物の保護や生態系維持のため、釣りを含む人間の活動が制限されている区域があります。
  5. 公園・緑地の規制区域: 公園や湖岸緑地内であっても、安全管理や他の利用者への配慮から、一部区域で釣りが禁止されていることがあります。看板等で表示されています。
  6. 危険箇所: 急深な場所、足場の悪い場所、落石の危険がある場所など、安全上の理由から立ち入りや釣りが禁止されている場所も存在します。

保護水面について

保護水面は、特定の水産動植物の繁殖保護を目的として設定される水域です。多くの場合、魚種の産卵期に合わせて期間を限定して設定されます。

  • アユの保護水面: アユの産卵場となる河川の特定区域や湖岸の一部が、秋季を中心に保護水面として設定され、期間中はアユの採捕が全面的に禁止されます。
  • その他の魚種の保護水面: ホンモロコやビワマスなどの在来種の産卵場が保護水面として指定されることもあります。

これらの釣り禁止エリアや保護水面の位置、期間、対象魚種などの詳細な情報は、滋賀県が提供する遊漁の電子手帖「FiShiga」で地図情報と共に確認することができます。

FiShigaでは、魚種や時期を指定して関連する規制情報を検索することも可能です。

 

現地では、必ず設置されている看板や標識を確認し、その指示に従ってください。

不明な点や疑問点がある場合は、自己判断せずに、関係機関(漁業協同組合、県の水産課など)に問い合わせることが賢明です。

ルールとマナーを守り、琵琶湖の貴重な自然環境と水産資源を大切にしましょう。

投網は禁止?漁具漁法の制限

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琵琶湖や滋賀県の河川で釣り(遊漁)を楽しむ際には、使用できる漁具や漁法に制限が設けられています。これは、水産資源の持続的な利用と保護、そして漁業との調整を図るために重要なルールです。

特に、投網(とあみ)の使用に関しては、多くの方が疑問を持つ点かもしれません。

 

投網の基本的な扱い

結論から申し上げますと、遊漁者による投網の使用は、原則として禁止されているか、極めて厳しい制限のもとに置かれている場合がほとんどです。

滋賀県漁業調整規則や水産資源保護法、委員会指示などにより、使用できる漁具・漁法が定められており、これらに記載のない漁具・漁法は使用できません。

 

投網は一度に広範囲の魚を捕獲できる強力な漁具であるため、資源への影響が大きいと判断され、一般の遊漁者が自由に使用することは通常許可されていません。

漁業者が漁業権に基づいて行う場合や、特別な許可を得た調査などの場合を除き、遊漁としての投網は避けるべきと考えられます。

 

遊漁者が利用できる漁具・漁法

一般的に遊漁者が利用できるとされている漁具・漁法には、以下のようなものがあります。

  • 竿釣り(手釣り、リール釣りを含む)
  • たも網(玉網)※ただし、捕獲した魚をすくう補助的な使用に限られる場合が多い
  • やす(一部魚種、区域、期間に制限あり)
  • 徒手採捕(手づかみ)

ただし、これらの漁具・漁法であっても、竿の数や針の数、形態(例えば、複数の針がついた「かけ針」の使用禁止など)に制限が設けられている場合があります。

 

禁止されている漁具・漁法の例

以下のような漁具・漁法は、一般的に遊漁者には禁止されています。

  • 投網(前述の通り)
  • 刺し網、巻き網、地引き網などの網漁具全般
  • うけ、どう、もんどりなどのわな類(一部例外や許可制の場合あり)
  • 電流や毒物を使用する漁法
  • 水中銃(スピアガン)
  • その他、委員会が特に禁止する漁具・漁法

これらの制限は、魚種や場所、時期によっても細かく規定されていることがあります。例えば、特定の魚種を保護するために、ある漁法が期間限定で禁止されることもあります。

 

ルールに違反した場合、罰則が科される可能性があります。

琵琶湖や河川で釣りをする前には、必ず遊漁の電子手帖「FiShiga」や現地の漁業協同組合、釣具店などで最新の情報を確認し、許可されている漁具・漁法で釣りを楽しむようにしてください。

資源保護への理解と協力が、将来にわたって釣りを楽しめる環境を守ることに繋がります。

 

琵琶湖で投網が可能なポイント情報

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前述の通り、遊漁者による投網の使用は、琵琶湖や滋賀県の河川において原則として禁止されているか、極めて厳しい制限下にあります。

これは、投網が一度に多くの水産資源を捕獲できる能力を持ち、資源管理の観点から慎重な取り扱いが求められるためです。

したがって、「遊漁者が自由に投網を打てるポイント」という情報は、基本的に存在しないと考えるのが適切です。

 

もし仮に、何らかの形で投網の使用が許可されるケースがあるとすれば、それは以下のような特殊な状況に限られるでしょう。

 

  1. 漁業権に基づく漁業者の活動: 漁業協同組合の組合員などが、正当な漁業権に基づき、定められた区域や期間、方法で投網を使用する場合は、遊漁とは区別されます。
  2. 特別な許可を得た調査や駆除活動: 学術研究や外来魚駆除など、公益性の高い目的のために、関係機関から特別な許可を得て投網が使用されることがあります。これも一般の遊漁とは異なります。
  3. ごく限定的な伝統漁法体験など: 地域振興や文化体験の一環として、監視・指導のもとで、非常に限定された範囲・条件で投網体験が許可される可能性もゼロではありませんが、これは一般的な遊漁とは言えません。

 

遊漁のルールを定めた滋賀県漁業調整規則や関連法規において、遊漁者が使用できる漁具として投網が明記されていることは通常ありません。

むしろ、禁止漁具としてリストアップされているか、許可漁具に含まれていないことで実質的に禁止されていると解釈されます。

 

情報収集の際の注意点

インターネット上や個人のブログなどで、「琵琶湖で投網ができる」といった情報を見かけたとしても、それが正式な許可に基づいているのか、あるいは誤った情報や古い情報である可能性を慎重に判断する必要があります。

安易な情報を鵜呑みにし、無許可で投網を使用した場合、法律や規則に違反し、罰則を受ける可能性があります。

 

確認すべきこと

どうしても投網の使用について確認したい場合は、以下の方法で正式な情報を得るようにしてください。

  • 滋賀県庁水産課: 漁業行政を担当する部署に問い合わせる。
  • 琵琶湖海区漁業調整委員会または滋賀県内水面漁場管理委員会: 遊漁のルールを直接的に管理する委員会に確認する。
  • 遊漁の電子手帖「FiShiga」: 最新の公式ルールを確認する。ここに記載がなければ、原則として許可されていないと考えるべきです。

琵琶湖の豊かな水産資源を守り、すべての人が公平に楽しめるようにするためには、定められたルールを遵守することが不可欠です。

投網に限らず、使用する漁具や漁法については、必ず公式な情報を確認し、許可された範囲内で釣りを楽しみましょう。

最新!おすすめ琵琶湖釣りスポット

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琵琶湖は広大で、多様な魚種が生息しているため、季節や狙う魚によっておすすめの釣りスポットも変わってきます。

ここでは、データベースの情報を基に、初心者から経験者まで楽しめる代表的な釣りスポットや、特定の釣りに適した場所をいくつかご紹介します。

 

初心者やファミリーにおすすめのスポット

これらの場所は、比較的足場が良く、アクセスしやすいことが多いです。

  • におの浜(大津市): 大津市中心部に近く、公共交通機関でのアクセスも良好です。湖岸が整備されており、ブラックバスやブルーギルなどが狙えます。
  • 矢橋帰帆島周辺(草津市): 駐車場やトイレも整備され、足場も比較的安定しています。ブラックバスのほか、小鮎釣りのポイントとしても知られています。
  • 赤野井ワンド(守山市): 駐車場があり、無料で釣りが楽しめるエリアとして人気です。ブラックバスやブルーギル、フナなどがターゲットとなります。
  • 長浜港(長浜市): 港内や周辺は足場が良く、小鮎釣りやワカサギ釣りのシーズンには多くの釣り人で賑わいます。ブラックバスも狙えます。
  • 近江舞子(大津市志賀): 砂浜が広がり、夏場は水泳客で賑わいますが、シーズンオフや早朝などは釣りが楽しめます。ブラックバスやブルーギルが主なターゲットです。
  • 北山田(草津市): 湖岸緑地が整備されており、無料で釣りが可能です。ブラックバスやブルーギルが狙えます。

 

特定の魚種を狙うのにおすすめのスポット

  • バス釣り:
    • 南湖エリア: 上記の「におの浜」「矢橋帰帆島周辺」などに加え、ウィードが多いエリアが狙い目です。
    • 北湖エリア: 「姉川河口周辺」や「塩津大崎湖岸園地」など、水深があり大型バスが期待できるポイントがあります。ただし、足場が悪い場所もあるため注意が必要です。
  • ワカサギ釣り:
    • 知内漁港(高島市): 湖北の代表的なワカサギ釣りポイントで、冬から春にかけて楽しめます。
    • 余呉湖(長浜市): 琵琶湖ではありませんが、隣接する湖でワカサギ釣りの名所として知られています。桟橋やボート釣りが可能です。
  • 小鮎(コアユ)釣り:
    • 春から初夏にかけて、琵琶湖の各河川の流れ込みや浅瀬に接岸します。「長浜港」「彦根港」「矢橋帰帆島周辺」「小田が浜園地(近江八幡市)」などが有名です。
  • ホンモロコ釣り:
    • 春先(3月~5月頃)に浅場で狙えます。「下物内湖(草津市)」周辺や「矢橋帰帆島」「赤野井ワンド」などがポイントとして挙げられます。

 

手ぶらで楽しめるスポット

釣り道具を持っていない初心者でも気軽に楽しめる施設もあります。

  • Fish! Tackle Shop(草津市): ルアー釣りに必要なロッドやリールをレンタルでき、スタッフからアドバイスも受けられます(ルアーは別途購入)。トレーラー型のモバイルショップで、イベントなどにも出店することがあります。

 

釣行前の注意点

これらのスポット情報はあくまで一例であり、季節や天候、時間帯によって釣果は大きく変動します。

また、人気スポットは週末など混雑することもあります。

釣行前には、遊漁の電子手帖「FiShiga」で最新の釣り禁止区域やルールを確認し、現地の釣具店などで直近の釣果情報を収集することをおすすめします。

マナーを守り、安全に配慮して琵琶湖の釣りを満喫してください。

 

総括:琵琶湖の釣りは遊漁券ルール遵守で

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琵琶湖やその周辺河川での釣りは、豊かな自然の中で多様な魚種との出会いが楽しめる魅力的なレジャーです。

しかし、この楽しみを持続可能なものとし、すべての人が快適に利用するためには、遊漁券のルールをはじめとする様々な規則を正しく理解し、遵守することが不可欠です。

この記事では、琵琶湖の釣りに関する遊漁券の必要性、無料エリア、禁止事項、そしておすすめスポットなどについて解説してきました。

最後に、重要なポイントを改めてまとめます。

 

  • 琵琶湖での釣りには漁業権が設定されている場合があり、その際は原則として遊漁券が必要
  • 遊漁券は対象魚種や期間、区域によって種類や料金が異なるため事前確認が大切
  • バス釣りの場合、琵琶湖本湖では基本的に遊漁料不要だが例外もある
  • 無料で釣りが楽しめるエリアも存在するが、釣り禁止区域やマナーには十分注意が必要
  • 石田川など一部河川では漁協解散により遊漁券が不要な場合もあるが、ここでもルール確認は必須
  • 遊漁券は釣具店や漁協事務所、オンラインなどで購入可能
  • 滋賀県の遊漁電子手帖「FiShiga」はルールや漁場、禁止区域の確認に非常に便利なツール
  • 魚種ごとに禁漁期間や持ち帰れる大きさが定められており、これを守ることが資源保護に繋がる
  • 漁業施設周辺や港湾内、自然保護区域など、釣り禁止エリアや保護水面が設定されている場所では釣りをしてはいけない
  • 投網の使用は遊漁者には原則禁止または極めて厳しく制限されている
  • 使用できる漁具や漁法には制限があり、違反すると罰則の対象となることも
  • 琵琶湖には初心者向けから上級者向けまで多様な釣りスポットが存在するが、場所ごとのルール確認は怠らない
  • 手ぶらで楽しめるレンタルショップもあり、初心者でも気軽に挑戦しやすい環境がある
  • 釣行前には必ず最新の公式情報を確認し、現地の状況も把握するよう心がける
  • ルールとマナーを守り、安全に配慮することが、琵琶湖の素晴らしい釣り環境を未来へ引き継ぐために最も重要

 

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